『親愛なる謎愛好家の皆様へ』
そんな見出しから始まる手紙を貰って、一日が経った。
朝の日課の書を書き終えた所でふと思い立ち、その謎を今一度取り出してみる。
新しい半紙を出し、その文章を書いてみると自ずと答えがするりと出てきた。
読んだ時は何が何だか分からなかったものだが、時間を置いてもう一度取り組み直すと思いも寄らぬ発見があるものだ。
もし招待状に書かれているものが得られないとしても、こういった謎に多く出会えるのならば足を運んでも良いかもしれない。
墨の匂いに囲まれた朝。重い腰を、ゆっくり上げた。
(maker/白猫)解答編
2013.08.14 7:00
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仮面少女と密室洋館